「クラスで自分を出すのが苦手」という、娘の本音から生まれた話。
4話のテーマは「言えない」こと。実はこれ、娘自身が日頃感じていることかもしれません。授業中の発表が苦手で、クラスの中で自分を出すことに苦手意識がある娘。このエピソードを考えてきたとき、もしかして自分の気持ちを物語にしたかったのかなと思いました。
茄子先生は「いつも眠たい人」のアイデア。
立ったまま寝ている茄子先生は、娘のアイデアです。身近にそういう人がいるのかはわかりませんが、「いつも眠たそうな人っているじゃん」という発想から生まれました。子どもはちゃんと周りを見ているんですよね。
カンニングを見て、言うべきか言わないべきか。
ゆいかがカンニングを目撃して葛藤するシーン。正直にさせる魔法でクラス全員が本音を叫び出す中、ゆいかだけは言えなかった。それでも「まあいっか」と前に進めた。この結末を娘が考えたとき、はっとしました。
言えないことを責めない。言わない選択も、その子らしさ。娘は学校で色々考えながら、葛藤しながら、それでも自分なりに前に進もうとしているのかもしれません。
親が気づかされたこと。
子どもは毎日、大人が思う以上にたくさんのことを考えながら生きています。言えないことも、迷うことも、全部その子の成長の一部なんだと、この話を作りながら改めて感じました。
